石神井公園ふるさと文化館の
『水を守る 特別展』をぶん散歩
9月13日(日)に千川家と千川上水の三百三〇年を示す
大パネルの上水流域の説明図のすごさに感心しました
9月13日(日)、石神井公園ふるさと文化館をぶん散歩。
昨日から始まった大型企画展の『水を守る 特別展―千川家と千川上水の三百三〇年』の2階企画展示室を訪ねました。75歳以上は無料とは得をした感じ。
入って背中方向の南側壁一面に展開する大パネルの上水流域の説明図のすごさ、とにかくでっかいパネルの迫力にびっくりしました。横3~4メートル・縦2メートルくらいだろうか?北多摩から石神井村を経て最後は浅草寺に至る千川上水が一目で確認でき、此処かしこに現在の様子も含めた地域写真がはめ込んであり、情報が詳細に展開されています。
当時の江戸市中から離れた河川から人工の水路を引くのを「上水」といい、その主な六つを「江戸六上水」と呼びました。なかでも多摩川から引かれた「玉川上水」がお江戸の広い地域まで恵みの水をもたらしてくれて、お江戸の人々の暮らしを支えたのだそうです。
その玉川上水から分かれて千川上水が開削されました。なんと「練馬大根」の伝承で有名な五代将軍綱吉が訪れた小石川御殿・湯島聖堂・寛永寺・浅草寺に水を届けるためだったみたいですよ。「綱吉さん、ご立派です!!!」
こんな歴史の説明だけじゃなくて、「利用料金表 石高10~99に対し銭64文」なんてものや、上石神井村の名主・栗原家に伝わる測量道具だとか様々な史実を示す古文書、水車の構造や歯車などまで、展示物は所狭しと並んでいました。
「一回見ただけじゃ覚えきれないや!」って思って、「また来ればいいや」と半分考えちゃいました。
1853年黒船来航から10年くらい経った1864年に滝野川に千川用水の水を動力にした大砲製造所が建設され、「御用水」なんて呼ばれたようです。千川上水を利用する組合からは「田1反につき3升」の「水料米」が納められたという説明も書いてありましたね。
「すごい、すごい」と興奮しながら、「わが石神井町のあたりの当時の石神井村がどんなに千川上水に助けられたか!」に思いが至りました。皆さんもたまにはふるさと文化館にちょこっと寄って、ふるさとの「来し方行く末」に思いをはせてみませんか?石神井公園ふるさと文化館の学芸員をはじめ皆様方、本当にご苦労様です。11月3日までの長丁場をお元気でお過ごしくださいね。
9月12日(土)~11月3日(火・祝)
開館時間 午前9時~午後6時
石神井公園ふるさと文化館 2階企画展示室
中学生以下と75歳以上の方は無料
石神井公園ふるさと文化館
練馬区石神井町5丁目12番16号
西武池袋線「石神井公園駅」下車 徒歩15分
西武新宿線「上井草駅」下車 徒歩20分
西武バス「JA東京あおば」下車 徒歩5分
(荻14 石神井公園駅南口~上井草駅~荻窪駅)
西武バス「三宝寺池」下車 徒歩2分
(荻15 長久保~大泉学園駅南口~上井草駅~荻窪駅~阿佐ヶ谷駅)