皆さんは西大泉にボランティアで構成する消防団があり、火災時の消火活動、
台風来襲時のパトロール、年末の夜警等の活動を行っていることをご存知でしょうか?
今回はこの地元消防団の活動について紹介させて頂きます。
この消防団は西大泉在住の有志の方々で構成され、現在男女合わせて22名の団員が活動を行っております。
活動拠点である石神井消防団活動センターは、昭和38年当時まで2丁目8番辺りにあったもの(当時はここに半鐘が置かれていました。)を、西大泉と南大泉合同分団がそれぞれ独立した時に、2丁目12番やまなみ公園付近に移築され、現在に至っております。この時、消防庁から消防車1台が提供され、従来の手押し車(手押しポンプ)から消火能力は大きく向上しました。
この石神井消防団活動センターには、現在も小型消防車1台が置かれ、西大泉の消防拠点となっています。
さて、この消防団ですが、昨年9月、10月に全国に大きな被害を及ぼした台風15号、19号の時には、消防庁の警戒発令に基づき、団員の皆さんが石神井消防団活動センターに集結し、強風と豪雨の中、町内を隈なくパトロールしてくれました。また、年末においては、消防車を走らせ警戒に当たってくれています。(最近は騒音クレームにより、警戒の呼びかけを行っていないため、気付くことが少ないかもしれませんね。)
このような活動を行っている消防団は、町内に住む私たちの安全、安心を支える陰の主役といっても言い過ぎではありません。
そして、団員の皆さんは、いざという時の為に、消火訓練を重ね研修に参加し腕を磨いております。
因みに、石神井消防署管内には10分団があり、その分団が消火技術を競う石神井消防団消防操法大会では、延べ30回の訓練の成果を発揮し見事に優勝を飾りました。
この消防団の財政を支えるのが西大泉連合町会です。町会では、消防団の活動を支援するため毎年消防団に助成金を交付しております。消防団の財政は、会費収入(団員個人負担)と町会助成金及び消防署からの交付金が大きな柱となっております。
町会活動が見えない、よく判らないという意見がありますが、町会がなければ消防団の活動も縮小され制約されます。町会の交通部・防犯部とともに、『消防団も町内の安心・安全を担っている』そして、『それを支えているのが町会である』ということを皆様には是非ご理解賜りたいと存じます。
最期になりますが、団員の皆様に深く感謝するとともに、益々のご活躍を祈念しこの紹介を終わります。
消防団は年間を通じて、団員を募集しています。団に加わりたい方、ご興味のおありな方は、町会事務所にお問い合わせ下さい。