■関町南北町の防災活動の歩み
平成25年町会の呼びかけにより「関町南北町防災会」が設立された(当初は町会長が防災会長を兼務)。この防災会は発災時に初期消火・安否確認を目指し、町会員だけではなく地域に居住する全ての人を対象とするため町会と別組織(兼務を解く)として独自に活動するものとしました。
「関町南北町防災会」をより地域に根ざした活動を展開するため、平成28年「関町北2丁目・わかば公園・北裏防災会」に三分割することにしました。
町会では、今後の町会と防災会のあり方について役員会で検討。町会と防災会は密接に連携をとる必要があるため、相互に協力して進めていくことが望まれると確認。防災対策を積極的に推進するため、平成30年度には防災支援事業として予算化、町会役員会に各防災会連絡担当を設置し、町会から各防災会への連携を図ると共に、町会員加入促進への協力を要請することを起案しました。
現在連合はこの流れを受けてその役割を終了し、地域に共通する防災活動を、町会・自治会・マンション管理組合等も含めて連携を取りながら共同で実施する「相互協力型」の体制を、防災会と共に進めることにしました。
広報誌の作成・防災ホームページの運営、体験学習会などの事業は町会が主体となって進めることとしています。
■町内の自主防災組織
地域 | 関町北2丁目 | 関町南4丁目 1番地から14番地 | 関町南4丁目 15番地から26番地 |
防災会名称 | 関町北2丁目防災会 | わかば公園防災会 | 北裏防災会 |
代表者 | 梶 秀樹 | 小林 昌史 | 赤池 武志 |
活動拠点 | 区営関町北2アパート | わかば児童公園 | 関町地域集会所 |
【リンク先】防災会ホームページ
■これまでの防災活動功績概要
平成30年3月末現在の防災会役員・世話人・協力員は94人です。(平成25年設立当初は13人です)
平成25年設立から訓練参加者は延べ1,952人、町会加入数は平成29年度で46世帯増となっています。
防災会の活動を通じて、地域内の住民同士の出会い、新たな繋がりが生まれ、町の見守り、町会の認知、意識啓発、加入勧誘が進められています。
■町会と各防災会の連携活動
町会と防災会との連絡のため町会役員会の中に「防災連絡担当」を設置しています。
また各防災会との連携や町会の防災支援事業の採否や町会の主催する共同事業について討議するために「防災連絡会」を町会主体の事業として町会主催で開催します。
さらに町会区域内の自治会・マンション管理組合等にも呼びかけ「地域の防災連携を促進するための会合」にしていきます。
■関町防災ネットワークの設立
私達の住んでいる関町では、様々な団体が「防災」を取り組んでいます。発災時には地域で協力して被害を最小限に抑えたり、被災者を救助する必要があります。そのために平常時から地域の団体とゆるやかな連携を図る「関町防災ネットワーク」を立ち上げることになりました。自由参加で会則、会費なし。当面、関町南北町会が連絡担当です。
2019年に地域団体の連絡会が、2回開催され各団体の防災への取り組みが紹介され、2019防災体験学習会の役割分担を決め、10月20日に関町小学校体育館・校庭で協働実施した。つながるフェスタ2020にて「防災関町ネットワーク」が紹介されました。