12月25日発行の「ねりま地域活動ニュース」第44号[特別号]に、我が関町南北町会が地域の団体と協働で開催した2019防災体験学習会が紹介されています。
関町南北町会は、練馬区南西端で都内西端武蔵関駅の南、関町北2丁目と、西東京市と武蔵野市に面した関町南4丁目からなり、区域端より南約400mに武蔵野市役所があります。吉祥寺駅・三鷹駅まで歩いて30分ほどです。かつての町会活動は親睦や美化活動を中心としてきましたが、2011年の東日本大震災をきっかけに、地域住民からの要請もあり、町会とは別組織の防災会を、地域にきめ細かく対応するため3つに分割して設立しました。防災会では、地域に居住する全ての人を対象に、発災時の安否確認と初期消火を目指しています。
2016年、防災力強化のため、関係団体の連携が不可欠と考え、町会長が広くゆるやかな連携を呼びかけ、「関町防災ネットワーク」を立ち上げました。2019年には、町会と同町内の3防災会、都営練馬関町南4丁目第2アパート自治会防災会、関町北3丁目町会。同防災会および関町小学校避難拠点運営連絡会、慈雲堂病院の9団体にカロえて、関保健相談所、関町特別養護老人ホーム、関町ボランティア・地域福祉推進コーナーなどの団体が新たに加わり、さらに練馬区と石神井消防署の協賛を得て、合計14団体の連携体制に成長しました。
協働事業として、防災体験学習会を年1回実施しています。東京女子学院のボランティア部の学生さんや東京土建練馬支部の「まちの救助隊」の皆さんも参加しています。関町小学校体育館・校庭で、災害時に役立ついろいろな工夫や、応急手当、凸凹道の車椅子の操作などを学習しました。東京消防庁からは、|ましご車に加え、ヴァーチャルリアリティで地震体験ができる特別車(VR防災体験車)が来て、若い参加者に好評でした。
今後も広く防災活動を展開するため地域の団体と連携を図っていきます。