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富士見台町会のあゆみ

富士見台地域は、古き時代から谷原と呼ばれ親しまれてきました。

谷原村には天保年(1830)頃,中通,蕪ヶ谷戸など6つの小字(こあざ:小規模な集
落や土地のまとまりを指す地名の一種)があったとされ、その後,時代が移り,大正時
代に谷原1丁目町会となりました。初代大沢要之助会長そして昭和初期二代目大沢藤吉
会長と受け継がれ、町の指導者としてご尽力いただきました。

昭和3751日、住居表示に関する法律が施行されましたが、私たちの町会も昭和
3911月に練馬区住居表示に関する条例に基づき、古き時代から慣れ親しんだ谷原の
地名から、「日本一の霊峰富士山を望める地として駅名にある富士見台が良し」との
先人達の声により“ 富士見台町会 ” と改名、誕生し、初代会長に大野政吉氏が就任されました。

戦争末期には、激しい空襲の続く中で、点在した数少ない農家が被爆罹災しましたが、
戦後の平和が戻った頃には、蛙が鳴き、蛍が飛び交う田園風景が広がり、五月の節句には、
大きな鯉のぼりが風になびき、七夕節句には軒先に竹笹を飾り、畑には麦の穂波がそよぎ、
夏は蝉しぐれと、とてものどかな風景が広がっていました。

その後、二代目宇田川興一会長,三代目大野喜三郎会長と受け継がれ、大野喜三郎
会長の在任中には、高度経済成長期による急激な人口の流入が進み、町会加入者も
一気に増加した為、お祭りや盆踊りなどを通じて新旧住民の交流が積極的に図られ、
変貌する町会の礎が築かれました。

平成10年、四代目大沢久子会長が就任された頃には、町会の加入世帯は3,200余を
数え、区内でも屈指の町会へと発展しました。町内の児童生徒は、他に類を見ない
3校もの小学校へ通学しており,町会では健全な青少年の育成に取り組んでいます。
また、資源リサイクル等の集団回収を実施するなど環境問題にも取り組み、会員の連帯
の中で快適なまちづくりを進めております。防災対策においても、地域の消防団と連携し、
災害に強いまちを目指して活動しております。

また、平成16年には、富士見台囃子が練馬区の登録文化財となり、伝統文化として
しっかりと根付き、継承されております。

近年では、西武池袋線の連続立体交差事業や石神井川の改修、東京都道環状八号線
の開通など、富士見台地域は、地域の皆様の安全で快適な生活環境を確保し、利便性を
向上するためのまちづくりを着実に進めてきました。

平成20年、現在の五代目笠原幸藏会長に引き継がれてからも、こうした町会の
地道な活動により、地域コミュニティの活性化が図られています。

しかしながら、令和の時代を迎えた私たちの町会は、これまでにない未曽有の困難
に直面しました。

令和2年初頭より拡大した新型コロナウイルス感染症の影響により、町会としての活動は
長期間にわたり自粛を余儀なくされ、地域の行事や集会、防犯・防災や環境美化活動
など次々と中止・延期となりました。

誰もが先の見えない不安の中で生活を送る中、町会も新たな形でのつながり方を模索し、
掲示板や回覧板を継続しながら、見守り活動や声かけなど、できる範囲での地域支援に
努めてまいりました。

特に、高齢者の方々や一人暮らし世帯への気配りは、町会の温かさが光る場面でも
ありました。

「会えなくても、つながりは絶やさない」――そんな思いを胸に、町会役員や地域の
皆様が工夫を凝らし、小さなことから少しずつ、地域の絆を守ってきました。

そして、感染状況が落ち着きを見せ始めた令和4年頃からは、感染対策を講じた上で
徐々に活動を再開し、地域のお祭りや防犯・防災活動、環境美化活動など、少しずつ日常を
取り戻す努力を重ねています。

パンデミックという歴史に残る経験を経て、私たちは改めて「顔の見える地域」の
大切さを実感しました。

この経験を教訓に、これからの町会活動も時代に即した柔軟な形で進めながら、
地域の誰もが、「住んで良かった富士見台」、「住みたい富士見台」のまちづくりに
誠心誠意努力してまいります。


 

会長挨拶

町会長挨拶


皆さま、こんにちは。
富士見台町会のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

私たち富士見台町会は、地域の安全と安心を守るため、防災・防犯活動をはじめ、交通安全の啓発や環境美化活動、高齢者
や子どもたちの見守りなど、さまざまな取り組みを行っております。

これらの町会活動は、地域の皆さまが町会員としてご加入くださり、日頃より温かく町会を支えてくださっているおかげで
成り立っています。
活動へのご理解、ご協力、そしてご支援を心より感謝申し上げます。

このたび、町会からのお知らせや行事のご案内、防災情報などをよりタイムリーにお届けするため、ホームページを開設
いたしました。
身近な情報を発信してまいりますので、ぜひご覧いただき、町会活動へのご参加・ご意見をお寄せいただければ幸いです。
今後とも、「つながり」と「助け合い」を大切に、皆さまと共にあたたかい地域づくりを進めてまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。


令和和7年7月吉日          
富士見台町会 会長 笠原 幸藏


 

会則

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